2022年12月7日水曜日

サクラサク!福永祐一騎手が念願の調教師試験に合格

 128JRA発表:令和5年度(新規)調教師試験合格者
 応募者134名の内、第一次(筆記)試験合格者23名、第二次(実務)試験合格者7名の中に、福永祐一騎手の名前が掲示され、関係者の「歓喜の輪」が広がった。
 多くの挑戦者が、幾度もの挑戦で、難関を突破果たす試験に、福永騎手は、初挑戦で念願達成快挙果たした。そして本来は、202311日付の調教師免許交付になるが、福永自身の希望により、2月末まで騎乗が続けられる、2023年3月1日付の調教師免許交付に配慮された。

 父洋一氏が、落馬事故で以降の騎乗を全て断念した騎手、そして次の「未踏の世界」、息子の祐一氏が、父に代わって新規調教師でのダービー制覇などへ「苦難の道」を切り開くことになる。

▽2023年度新規調教師 合格者(7名)
*小椋 研介(おぐらけんすけ)40歳 栗東 松下武厩舎調教助手
*河嶋 宏樹(かわしまひろき)38歳 栗東 中竹和厩舎調教助手
*千葉 直人(ちばなおと)  36歳 美浦 鈴木伸厩舎調教助手(元騎手)
*福永 祐一(ふくながゆういち)45歳  栗東 現役騎手
*藤野 健太(ふじのけんた) 44歳 栗東 高柳大厩舎調教助手
*森 一誠(もりかずとも)  45歳 美浦 堀宜行厩舎調教助手
*矢嶋 大樹(やじまだいき)   43歳 美浦 手塚厩舎調教助手

福永祐一騎手のプロフィール
*生年月日 197612月 滋賀県生まれ(45歳)、父は天才騎手福永洋一
*騎手免許 19962月(白井の競馬学校2年後に)
*初騎乗初勝利 199632日 2Rマルブツブレベスト1着(16頭立て)
*騎乗戦績 今期(2022125日現在)56996勝 勝率16.9%(全国リーデング6位)
 通算戦績 19,351戦 2,613勝(勝率13.5%)22,192回、32,051
   そのほか、JRA馬での地方競馬512戦77勝、海外25戦5勝(全戦績19,888戦2,695勝)
 JRA通算重賞勝利159勝「内G1勝利34勝」
  特に日本ダービー制覇3勝(残念ながら有馬記念・宝塚記念は未勝利)
  2018年*ワグネリアン(悲願のダービー初制覇:写真下)
  ・2020年*コントレイル(3冠)
  ・2021年*シャフリヤール
(逸話)米国、仏国、ドバイなどの海外遠征でも大活躍、特に「UAEドバイ国際競走」で見せた迫力は圧巻、海外のフォースマンに衝撃を与えた一戦、ジャスタウェイが直線で見せた鋭い末脚、全馬を直線だけで世界の強豪たちをゴボウ抜き「6馬身差」もの圧勝劇、これで世界の評価は、福永祐騎手の名声は勿論、日本馬の評価が一変、レーテング「130ポンド」を初獲得の快挙になった。
  


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