2022年10月2日日曜日

2022*凱旋門賞(速報):英国牝5歳アルピにスタ(モリス)がG1-6連勝

 「海外競馬」もはや欧州競馬はスピード競技でなく別物、耐久レースで今年も惨敗無念

 日本遠征馬は体調万全も馬場克服出来ず完敗、悲願達成の道に「更なる試練!」
 スタート前では重馬場発表から、直前に更に豪雨が加わっては、最悪な不良馬場に変化しては、とてもハードなスタミナ勝負、日本遠征馬には、これを熟すのは難しい状況の中、スタートが切られた。
  期待のタイトルフォルダー(横山和)が、果敢に先頭に立ちレースを進めるも、愛ブルーム(ローダン)に競りかけられ、息が入らないHペースの中、直線のオープンストレッチのコースで走り易いはずが、思うようには走れず、残り400m付近から、後続のアルビニスタ(英.モリス)、ヴァデニ(仏スミヨン)に、外から追い上げられ交わされて、後退して行くタイトルフォルダーでした。
  そして中団から外目に出したトルカータータッソ(独.デットー)が、鋭く追い上げたが、前を交わせずも、流石のデットーリ騎手の手腕が3番手で入線で決着した。
 ディープボンド(川田)は、終始先団で競馬するも直線で遅れて18着残念、ドウデュース(武豊)は、終始後方のまま、最後の直線で勝負も、持ち前の末脚を発揮出来ず、悲願達成の夢、崩壊は残念、期待された武豊騎手の10回目の凱旋門賞挑戦は、19着に終わった。
 スティフーリッシュ(C・ルメール)は、終始馬群の中で競馬し、直線勝負に懸けるも、僅かに位置を上げただけ、14着に終わったが、レース直後に騎手は「馬場が極端に悪化し動けなかった」と語っていた。

「まとめ」日本では最強の競走馬を送り出し、最高峰と称する凱旋門賞に永年挑戦して来たが、パリは毎回天候に恵まれず、見た目では実に美しいが、田植え寸前の田んぼ状態になる馬場に、とても適応出来ず惜敗や完敗を繰り返す歴史でとても克服が困難な状態なのです。 ドバイやサウジ、そして香港やオーストラリアの海外遠征では、結果を出して来たスピード競馬に順応している。そこで「水はけの良い」例えば新潟コースのような、馬場改修に(失礼ながら)日本が手を挙げては如何でしょうか?「ジャパンC」に、もうアメリカが参戦しなくなった理由が、日本のスピード競馬に適応出来ずが、回避の主因で当然、凱旋門賞にも(違った理由:ダート戦が主流で)挑戦が無いのです。

(直線残り400m付近:先頭で走り込むタイトルホルダー(横山和))
(GOAL前:1着アルビニスタ、2着ヴァデニ、3着トルカータータッソ)

パリ・ロンシャン4R 凱旋門賞(G1:3歳以上OP、芝2400m、1着賞金約4億円)結果
着順、馬番(ゲート番)期待(Rt)馬名(国名.性歳.JK.TN.前走):降雨、不良馬場
114(6)(120)アルビニスタ(英.5モリス、プレスコット、英G1-1着)2番人気
215(2)(123)ヴァデニ(仏.3 スミヨン、ルジュ、愛G1-3着)7番人気
32(18)(120)トルカータータッソ(独.5 デット-.ヴァイス、独G1-2着)6番人気
416(4)(115)アルハキーム(仏.3 Cデムーロ、ルジェ、仏G2-1着)11人気
512(13)(116)バブルギフト(仏.4ペリエ、デルザングル.G2-2着)16人気
 
タイム235.71単勝580円、馬連1,960円、馬単3,660円、3連複4,250円、3連単18,400
720(8)(122)ルクセンブルク(愛.3 ムーア、オブライエン.G1-1着)4人気
1017(11)(121)オネスト(仏.3 バスキエ、シャペ、愛G1-2着)5人気
1111(10)(124)タイトルフォルダー(日.4 横山和.栗田.G1-1着)1人気
148(20)(117)スティフーリッシュ(日.7.Cルメール.矢作.G2-2着)12人気
186(5)(121)ディープボンド(日.5川田将、大久保、阪G1-4着)10人気
1919(3)(120)ドウデュース(日.3 武豊.友道.G2-4着)3人気
(出走20頭)3連単:1119.2.2019.2.6.8.14.15.17.2042点:外れ

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