2022年9月11日日曜日

「海外競馬」凱旋門賞前哨戦「エニル賞」ドウデュース参戦(速報)

 フランス、パリ・ロンシャン競馬場(9/11)、凱旋門賞(10/2)と同じ舞台、前哨戦「エニル賞」など開催
ダービー馬ドウデュース(牡3歳、武豊騎手、栗東.友道厩舎)の試走は「4着」
 小頭数7頭立てで争われた「ニエル賞 G2:3歳限定、芝2400m」に日本ダービー覇者 期待の懸かるドウデュース(牡3歳 栗東・友道厩舎)に武豊騎手が騎乗、ここではG1勝利馬は唯一頭でしたが、好戦空しく「4着」に終わった。

(期待のドゥデュース(武豊)は4着で入線)
(残り300mで外から追い上げ4頭が並ぶ)

 レースは、外枠7番から、好スタートを切ったが、道中は無理せず、いつもの最後方に待機策、最後のフォルスストレート(約500m)の半ば、残り300mでは、外から一気に仕掛け差を短縮し、一旦は先行する3頭に追い着き、横一線に並んだが、そこから武豊騎手は、脚色が同じになって、追うのを止め、流した感じで、いつもの加速せず、4馬身ほどの後方の4番手で入線、重馬場を考慮して、突き抜けるまで、鞭は入れず、追わなかった。

 いつも思うのですが、ロンシャン馬場は、毎回「重馬場」で、絶好の「良馬場」で行われた記憶が、全くないのです。どうなっているのでしょうか?最近は、この不協和音を気にしてか、開催者が「何とか改善しなければ」など意見は上がるのですが、パリ特有の天候の精では、策はないのです。
 先駆者のダービー馬キズナやマカヒキに続き、3頭目のニエル賞に勝利が出来なかったが、馬場は重く、試走の前哨戦なので、無理せず、次に繋がる走りが出来れば良いのですが、レース後に友道調教師は「結構、馬場を気にしていたようだ。勝つことが出来なかったが、次の凱旋門賞に向けて、一度馬場を経験が出来て、良かった。次は頑張りますので応援お願いします。」と話したが、叩いた「変わり身」に期待し、悲願達成に好発進出来たのでしょうか?

 一方、このまま重馬場が続けば、先行馬のタイトルホルダーには、願ってもないほど、俄然優勢な展開になりそうです。そして前評判が高い日本ダービー馬が、出走メンバー比較では「馬なりで勝てなかった」ことで落胆し、現地ブックメーカーのオッズが、10倍台から20倍台に急落、今年も日本馬の信頼度が、大きく失墜しことは確かなのです。

*前哨戦1「G2:ニエル賞(3歳OP)7頭立て」結果
1着:シムカミル(仏:牡3歳、ブノワJK、ワッテルTN、前走G1:パリ大賞2着)好位から抜け出す
4着:ドウデュース(日本:牡3歳、武豊JK、友道TN、前走G1-東京優駿1着)最後方から追い上げ直線で先団に並ぶも、ここから無理せず流した感じ
*前哨戦2「G1:ヴェルメイユ賞(3歳以上OP牝馬)11立て」結果
1着:スウィートレディ(仏:ブノワJK、グラファールTN、前走G1-サンクール4着)逃げ切りG1初勝利
*前哨戦3「G2:フォワ賞(4歳以上OP)6頭立て」結果
1着:イレジーン(仏:せん5歳、ヴェロンJK、ゴーヴァンTN、G3-ラクープ賞以来の重賞)最後方から追込快勝を決めたが、せん馬には凱旋門賞の参戦資格はないのです。
6着:(帯同馬)マイラプソディ(日本、牡5歳、武豊JK、友道TN)好位から失速し最下位入線

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