「*タイトルフォルダー逃げ切りで悲願達成なるか」
世界の最高峰レース「凱旋門賞」が開催される。今年こそ、日本馬の悲願達成機会十分も、ロンシャンの馬場は、大抵が馬場悪化で期待馬が敗退一因が、毎回付きまとう。
こんな馬場コースなら大得意の馬が、タイトルフォルダーで一人舞台になると確信、菊花賞や天皇賞秋のように、果敢に先行し「逃げ切る戦法」が、見事に決まりそうに思える。
問題は、長年挑戦して来た日本馬の実力馬が苦戦して来た歴史からも、イキナリ初参戦の横山和生騎手には、可なりのプレッシャーと思うが、その点は問答無用で、巧くゲートさえ出れば、序盤の位置取りは確実に先頭に立ち、抑え先行など無用で、グイグイ大逃げも大歓迎、そして後続馬を大きく引き離して、余裕の「逃げ切り」、あっけなく悲願達成の夢舞台も大ありと見て、トップのレーテング本領発揮して本命に抜擢期待した。
「*ドウデュース復活走で武豊悲願達成には馬場次第」
そして前哨戦「ニエル賞」では、今年のダービー馬ドウデュース(武豊)は、重めの一戦で無理せず、今度は、叩き2戦目の仕上がりは万全、確実に上昇期待になるが、序盤の位置取りが、いつもの離れた最後方からと思うと、パンパンの良馬場なら最高の舞台で、一気に武豊陣営の悲願達成ですが、馬場が渋れば、あの切れる末脚発揮が難しく不安一杯なのです。
「*ディープボンド(川田将)昨年の雪辱晴らすか」
そしてディープボンド(川田将)は、昨年挑戦14着からのリベンジに懸ける。レースが高速決着になると、可なり苦しい展開になるが、やや渋る程度の馬場でスタミナ勝負戦なら、ここでは粘り腰を発揮し、上位好戦期待できる。
「*スティフーリッシュ(ルメール)体調維持も痛恨の大外枠20番」
”絶望的なほどの大外枠とは言えないが、ルメールと作戦を練る”と矢作師が語っているが、先行馬には堪える枠になる。馬が本調子なら枠は無関係も初体験大外20枠になる。
「*迎え撃つ地元有力馬の勢力は如何に?」
地元馬の中では、昨年度覇者(13番人気)トルカータータッソ(独)に、名手L.デットーリが騎乗で注目、そしてG1戦5連勝中の英国馬アルビニスタ(モリス)、この距離に初挑戦の愛国馬ルクセンブルク(ムーア)などが穴目、各国実力馬に手広く流すことになる。
そしてレーテング最上位アダイヤー(英国アップルビー厩舎)は、残念ながら回避、別レースに進路を変更と発表、また日本の強力なライバル2頭が回避し優勢な気運になる。
「馬番確定」11タイトルF、19トゥデュース、6ディープボンド、8スティーF
*パリ・ロンシャン 凱旋門賞(G1:3歳以上OP、芝2400m、1着:約4億円)展望
発走時刻:現地時間 10月2日、16時05分(日本時間 同日23時05分)
馬番(ゲート番)期待(Rt)馬名(国名.斤量Kg.性歳.JK.TN.産駒.前走)戦績:勝/戦
1(17)*(122)ミシェリフ(英59.5牡5 ビュ-イック、ゴステン,愛G1-4着)7/19
2(18)▲(120)トルカ-タ-タッソ(独59.5牡5 デット-リ.ヴァイス、独G1-2着)6/15
3(19)*(116)マレオーストラリス(仏59.5牡5ムルザバエフ.ファーブル.仏G1-7着)4/10
4(15)*(115)シリウェイ(仏59.5牡4 バルサローナ.ドグラファール.仏G3-4着)5/17
5(12)*(119)アレンカー(英59.5牡4 マーカンド、ハガス、愛G1-6着)5/11
6(5)△(121)ディープボンド(日59.5牡5川田将、大久保、キズナ、阪G1-宝塚4着)5/18
7(14)*(118)ブルーム(愛59.5牡6 ローダン、オブライエン、愛G1-7着)8/27
8(20)注(117)スティフーリッシュ(日59.5牡7.Cルメール.矢作.Sゴールド.仏G2-2着)4/33
9(16)*(117)モスターダフ(英59.5牡4 クローリー、ゴステン、英G3-1着)7/11
10(1)*(118)メンドシーノ(独59.5牡4.ビ-ヒュレク.シュタインB.独G1-1着)3/10
11(10)◎(124)タイトルフォルダー(日59.5牡4 横山和.栗田.Dメンテ.阪G1-1着)6/10
12(13)*(116)バブルギフト(仏59.5牡4ペリエ、デルザングル.仏G2-2着)3/12
13(9)*(115)グランドグローリー(仏58牝6ギュイヨン.ビエトリ-ニ.仏G1-7着)8/22
14(6)△(120)アルビニスタ(英58牝5モリス、プレスコット、英G1-1着)9/14
15(2)△(123)ヴァデニ(仏56.5牡3 スミヨン、ルジュ、愛G1-3着)5/8
16(4)*(115)アルハキーム(仏56.5牡3 Cデムーロ、ルジェ、仏G2-1着)4/6
17(11)△(121)オネスト(仏56.5牡3 バスキエ、シャペ、愛G1-2着)3/7
18(7)*(120)ウエストオーバー(英56.5牡3ホーンビー.ベケット.英G1-5着)3/7
19(3)〇(120)ドウデュース(日56.5牡3 武豊.友道.Hクライ.仏G2-4着)4勝/7戦
20(8)△(122)ルクセンブルク(愛56.5牡3 ムーア、オブライエン.愛G1-1着)5/6
(出走20頭)3連単:11=19.2.20-19.2.6.8.14.15.17.20=42点
(9/11 ロンシャンG1ニエル賞:4着ドゥデュース)
(2021 ロンシャンG1凱旋門賞:1着トルカータータッソ)
*日本馬「凱旋門賞挑戦」の軌跡
開催年 出走馬名(性歳、騎手、調教師)着順位
1967 スピードシンボリ(牡6野平祐、野平省)着外
1972 メジロムサシ(牡5野平祐、大久保末)18着
1999 エルコンドルパサー(牡4蛯名正、二ノ宮)2着
2002 マンハッタンカフェ(牡4蛯名正、小島太)13着
2004 タップダンスシチー(牡7佐藤哲、佐々木)17着
2006 ディープインパクト(牡4武豊、池江郎)3位入線も失格
2008 メイショウサムソン(牡5武豊、高橋忠)10着
2010 ナカヤマフェスタ(牡4蛯名正、二ノ宮)2着
ヴィクトワールピサ(牡3武豊、角居)7着
2011 ヒルノダムール(牡4藤田伸、昆貢)10着
ナカヤマフェスタ(牡5蛯名正、二ノ宮)11着
2012 オルフェーヴル(牡4スミヨン、池江寿) 2着
アヴェンティーノ(牡8クラストゥス、池江寿)17着
2013 オルフェーヴル(牡5スミヨン、池江寿)2着
キズナ(牡3武豊、佐々木)4着
2014 ハープスター(牝3川田将、松田資)6着
ジャスタウェイ(牡5福永祐、須貝)8着
ゴールドシップ(牡5横山典、須貝)14着
2016 マカヒキ(牡3ルメール、友道康) 14着
2017 サトノダイヤモンド(牡4ルメール、池江寿)15着
サトノブレス(牡7川田将、池江寿)16着
2018 クリンチャー(牡4武豊、宮本) 17着
2019 キセキ(牡5スミヨン、角居) 7着
プラストワンピース(牡4川田将、大竹)11着
フィエールマン(牡4ルメール、手塚)12着
2020 ディアドル(牝6スペンサー、橋田)8着
2021 クロノジェネシス(牝5マーフィー、斉藤崇)7着
ディープボンド(牡4バルサローナ、大久保)14着
(参考)ブルーム(愛国.牡5武豊、オブライエン師)11着
(27度挑戦も惜敗2着4回)
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