2022年3月12日土曜日

中山牝馬S:伏兵クリノプレミアム(松岡)が一発大駆け重賞制覇の殊勲

 土曜競馬は、期待馬が枕を並べての失速嵐で大荒れ、しかも何故か外枠馬が好戦して唖然なり。
(土曜競馬)*中山11R 中山牝馬S:人気馬ミスニューヨーク(M.デムーロ)は失速の3着
 16頭立ての15番人気クリノプレミアム(松岡)、中団待機から追い上げて、最先着しては大荒れ、2着にも12番人気アブレイズ(菅原)が、届いては、稀に見る大穴が炸裂、「3連単:173万馬券」でした。
 直線で1番人気ミスニューヨークM.デムーロ)が先団に上がるも、中団から末脚伸ばしたクリノプレミアム(松岡)、そして先団からアブレイズ(菅原)2騎が、GOAL寸前でミスニューヨークを交わして12着に上がって決着したが、3番手から6番手までが「クビ、クビ、クビ、ハナ差」の大激戦でした。
 我が期待のルビーカサブランカ(武豊)は、最後方待機から直線勝負も、勝ち馬とは「末脚が同じ343」を発揮するも、前半余りにも縦長展開の、後方過ぎる位置取りの差が大きく、届かず無念6着です。

3年振りで今期初重賞勝利の松岡正海騎手」JRA通算重賞勝利34勝目
GOAL前の接戦を制した気持ちを・・)大外枠だったので、競馬に不安があったのですが、巧く乗れてホッとしました。(道中は後方からでスタートから・・)スタートは良い馬なので心配はしていなかったのですが、道中は折り合いに気を付けなければいけなかった。その辺、先生が巧いことレース前に、引き出してくれて、控える方に回ったので、それが良い方になったと思います。(レースの流れは・・)馬に余裕があったので、チョット遅い位で、この前よりは良い感じでした。(改めてGOAL前の切れ味を・・)前の馬が渋太て、交わせるかが心配だったけど、坂でもう一つ踏ん張ってくれたので、あそこで勝てたかなと思った。(201912月以来の騎乗で・・)本当に馬が良くなっていますし、良く調教も出来るなと思って、今日は返し馬から感心していました。(昨年秋以来の復帰戦で重賞勝利で・・)歳も歳なのでそんなに考え深いものはないけど、チャンスを常に生かそうと思って、そういうものが、良い方向に出たと思います。
*中山11R 中山牝馬SG34歳以上OP牝馬(HD)、芝1,800m、13800万円):良馬場
着順、期待(馬番)馬名(性歳、騎手、厩舎、産駒、前走(馬場..着順))人気(末脚秒)
1(16)クリノプレミアム(5松岡、伊藤伸、オルフェV、阪神G3-16)15人気(34.3)
2着*(14)アブレイズ(5菅原、池江、キズナ、東京G2-13)12人気 (34.6)
3着〇(3)ミスニューヨーク(牝5M.デムーロ、杉山、Kベスト、中山G3-1着)1人気(34.5)
4着*(13)スライリー(4石川、相沢、オルフェV、中京G2-13)9人気
5着△(9)テルツェット(牝5田辺、和田郎、Dインパクト、阪神G1-11着)3人気
 
タイム1:46.8 (4F46.63F35.02F23.51F11.8
単勝9,740円、馬連106,850円、馬単254,050円、3連複145,880円、3連単1,737,720

予想評定 D評価(10点):期待馬が総崩れの波乱で大穴炸裂、完敗です。
6(11)ルビーカサブランカ(牝5武豊、須貝、Kカメ、中京G3-1着)2人気(34.3)
7着△(4)ドナアトラエンテ(牝6横山武、国枝、Dインパクト、東京G3-5着)6人気
11着△(2)シングフォーユー(牝6戸崎、牧光、Jウェイ、東京L-9着)4人気
14着▲(15)フェアリーポルカ(牝6三浦、西村、Rシップ、中山G3-4着)5人気
(出走16頭):3連単=113.153.15.4.9.28点:外れ
*コーナー通過順位
1角:1,7,12(4,10)(5,14)(3,16)(8,15)(2,13)-(6,9)11
2角:1,7,12(4,10)(3,5,14)15(2,16)(8,13)6(9,11)
3角:(1,7,12)10(4,5)14(3,15,16)(2,8,11)13(6,9)
4角:1,7(12,10)(3,4,5,14)(2,15,16)(6,8,13,11)9
 
*阪神11R ポラリスS:老兵9歳馬バティスティーニ(鮫島駿)が殊勲の大駆け
 スタートでは、我が期待の本命タガノビューティー(石橋脩)が、痛恨の出遅れでは、ここで万事休す、可なりの離れた最後方からの競馬では4番手までが精一杯で、期待外れ残念でした。
 最後の直線、先行粘り込むロイヤルパールス(池添)でしたが、後方待機から追込み鮮やかな老兵9歳馬バティスティーニ(鮫島駿)、そして中団からフルデプスリーダー(斉藤)が追い上げて来て、バティスティーニが際どく「アタマ差」で競り勝って決着した。
*阪神11R ポラリスS4歳以上OP、ダ1,400m、1着賞金2200万円):良馬場
着順、期待(馬番)馬名(性歳、騎手、厩舎、産駒、前走(馬場..着順))人気(末脚秒)
1着△(16)バティスティーニ(牡9鮫島駿、池添学、Kカメ、阪神OP-1着)7人気(36.5)
2着▲(3)フルデプスリーダー(牡5斉藤、斉藤誠、Hヒューズ、東京OP-5着)3人気(36.7)
3着*(2)ロイヤルパールス(7池添、池添兼、Mゴッホ、阪神OP-3)9人気(37.6)
4着◎(7)タガノビューティー(牡5石橋、西園、Hヒューズ、東京G3-3着)1人気(36.4)
5着〇(9)レディバグ(牝4酒井、北出、Hタルマエ、小倉OP-8着)4人気
 
タイム1:23.8 単勝1,380円、馬連4,550円、馬単10,850円、3連複38,410円、3連単276,180
10着注(10)イメル(牡6和田竜、音無、Kキセキ、中京L-6着)10人気
11着△(8)アヴァンティスト(牡6浜中、渡辺薫、Dメジャー、中京L-4着)5人気
12着△(4)ニュートンテソーロ(牡5川田、田中博、Dヒューマー、東京3-1着)2人気
(出走16頭):3連単=79.39.3.4.8.16.1010点:外れ
*コーナー通過順位
3角:(5,6)2(1,8,13)-(4,3,12,10)15(16,9)-(14,7)11
4角:(5,6)2(1,8)(4,3,10)13(16,15)(9,7)(14,12)11
 
*中京11R 中京スポーツ杯:プリマジア(荻野極)が末脚発揮して先着
 我が期待の本命馬ヴァルキュリア(吉田隼)は、後方過ぎる位置取りはいつものことなのですが、前に届くのかハラハラの展開、42騎が揃って先行して直線、中団待機のプリマジア(荻野極)、そしてグランパラディーゾ(泉谷)が、揃って追い上げて12着、更に後方から伏兵馬スズカコーズマンボ(小林)が鋭く追い上げて来て2着以降は「クビ、アタマ差」の激戦でしたが、やはりヴァルキュリア(吉田隼)は届かず6番手では残念でした。
*中京11R 中京スポーツ杯(4歳以上3CHD)、ダ1,400m、1着賞金1840万円):良馬場
着順、期待(馬番)馬名(性歳、騎手、厩舎、産駒、前走(馬場..着順))人気(末脚秒)
1着△(3)プリマジア(牡5荻野極、金成、Kキセキ、東京3-5着)5人気(37.3)
2着〇(15)グランパラディーゾ(牝4泉谷、木村哲、Rシップ、中京3-3着)4人気(37.7)
3(12)スズカコーズマンボ(5小林、伊藤圭、Sコーズウェイ、東京3C-11)12人気(37.3)
4着*(16)ララクリュサオル(6中井、辻野、Sタウン、東京3C-7)7人気
5着*(6)ダイシンイナリ(5高倉、吉田直、Dオレンジ、中京3C-5)6人気
 
タイム123.7 単勝810円、馬連2,510円、馬単5,060円、3連複55,320円、3連単241,850
6着◎(2)ヴァルキュリア(牝5吉田隼、大久保、タビット、中京3-2着)1人気(37.3
7着▲(7)アオイツヤヒメ(牝6永島、高橋康、Rカナロア、小倉3-9着)3人気
13着△(11)ハリーバローズ(牡5藤岡佑、上村、Aモー、中京3-8着)2人気
(出走15頭):3連単=215.715.7.3.116点:外れ
*コーナー通過順位
3角:7(8,10)5,11(9,16,15)3(1,6,12)(4,2)-13,14
4角:7(8,10)5-(16,11)(9,15)(1,3)6(4,2,12)-14-13
 
*中山10R アクアマリンS: チェアリングソング(Mデムーロ)が後方から鋭く抜け出す
 32騎が先行し直線も、一気にトキメキ(松岡)が、抜け出し押し切る展開でしたが、チェアリングソング(Mデムーロ)が、後方待機から外を突いて鋭い末脚発揮し、前を一気に捕らえて、嬉しい久々の勝利、OP入り果たした。
 我が期待のジュビリーヘッド(横山和)は、4角で大回りでの進出し追い上げるも、可なりの着差で3着までは残念でした。
*中山10R アクアマリンS4歳以上3CHD)、芝1,200m、1着賞金1840万円):良馬場
1着△(13)チェアリングソング(牡5Mデムーロ、青木、Mゴッホ、中京3C-4着)3人気(33.7)
2着*(2)トキメキ(5松岡、斉藤誠、Aムーン、中山3C-5)4人気(34.8)
3着◎(10)ジュビリーヘッド(牡5横山和、安田隆、Rカナロア、中山3C-2着)1人気(35.0)
4着*(16)カワキタアジン(5丸田、杉山、Hヒューズ、小倉3C-5)6人気
5着▲(9)グレイトゲイナー(牡5武豊、森秀、Kキセキ、小倉3C-4着)5人気
 
タイム107.9 単勝750円、馬連3,460円、馬単6,960円、3連複2,460円、3連単20,460
12着〇(8)コスモアンジュ(牝5丹内、武藤、Tワールド、中山3C-4着)2人気
15着△(6)エムオーシャトル(牝4三浦、鹿戸、マクフィ、新潟3C-4着)7人気
(出走15頭):3連単=108.98.9.13.66点:外れ
*コーナー通過順位
3角:5,6(3,8,10)(7,9)(1,15,14)12(11,2)13,16
4角:5-(3,6)8,10(7,9)(1,15,14)(12,2,13)(11,16)
 
*阪神10R 飛鳥S: ヤマニンサンパ(川田)が後方から一気に差し切る
 タイセイシリウス(鮫島駿)が先行して直線、先団で競馬のシンボ(和田竜)が一瞬先頭に立つも、後続馬に一気に交わされ後退、後方待機の3騎、ヤマニンサンパ(川田)、エンデュミオン(秋山真)、イズジョーノキセキ(岩田康)に一気に追い上げられて先着されてしまっては残念でした。
 そして3月から新規厩舎開業した「蛯名正義厩舎(美浦所属)」は、巨匠藤沢和雄厩舎から引き継いだ「6レッドアルマーダ(池添)」を初出走させ注目も、結果は惜しくも7着でホロ苦い初陣になった。
*阪神10R 飛鳥S4歳以上3CHD)、芝1,800m、1着賞金1840万円):良馬場
1着△(2)ヤマニンサンパ(牡4川田、斉藤崇、Dインパクト、阪神1C-1着)1人気(33.8)
2着*(5)エンデュミオン(5秋山真、清水久、Vピサ、中山3C-7)7人気(33.8)
3着〇(7)イズジョーノキセキ(牝5岩田康、石坂、Eネイア、東京3C-5着)3人気(33.9)
4着◎(12)シンボ(牡5和田竜、小崎、Bバド、東京3C-3着)5人気(34.5)
5着*(8)ターキッシュパレス(5富田、昆貢、Gホーン、札幌3C-3)8人気
 
タイム145.8 単勝310円、馬連5,320円、馬単7,000円、3連複4,720円、3連単27,370
6着△(15)ルペルカーリア(牡4福永、友道、モーリス、中山3C-11着)2人気
7着△(6)レッドアルマーダ(せん6池添、蛯名正、Rカナロア、阪神3C-3着)4人気
9着▲(10)リノキアナ(牝5幸英、谷潔、Eネイア、阪神2C-1着)10人気
(出走16頭):3連単=127.107.10.6.15.28点:外れ
*コーナー通過順位
3角:4,6(3,13)(12,16)(10,14,15)2(7,5,11)1,9,8
4角:4-6(3,12,13,16,15)(10,2,14)11(7,1,5)(8,9)
 
*記録フラッシュ吉田豊騎手が中山でJRA通算17,000回騎乗達成!
 中山10Rで、15番ペコリーノロマーノ(6着)に騎乗した吉田豊騎手(美浦)は、史上12人目・現役9人目のJRA通算17,000回騎乗を達成した。

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