2022年3月19日土曜日

阪神11R*若葉S:デシエルト(岩田康)が逃げ切り快勝

  ダート戦に逃げて2連勝したデシエルト(岩田康)が、初芝戦になるも、馬場が「稍重」と湿ったことも有利になって、軽快に先行して、並み居る高額素質馬を相手に、軽く蹴散らして、悠々と内ラチ沿いを走り抜き、後続馬を全く寄せ付けず、その結果「3馬身」も突き放して一人旅の快勝劇、2着に猛追して上がったヴェローナシチー(団野)と共に「皐月賞優先出走権」を獲得した。
 勝利の岩田康誠騎手は、インタビューアーの質問に、いささか憮然と反論して「権利取りではない、勝つため来ている。好スタートなどではなく、この馬のペースで走った。ダート2戦使ったが(当初から)芝向きの馬です。そして、ここで負けているようでは、皐月賞では勝てない。次に向けて、次も走れるように調教したいです。」と興奮状態、今回の競馬は、フロックでの勝利などでは、決してなく「馬の強さを強調」していた。
 我が期待のフィデル(川田将)は、終始4番手で競馬して直線勝負も、逃げ馬の末脚より劣っては、勝負どころで逆に「3馬身1/2」も突き放される屈辱では、高額馬の割には、見どころもなく期待外れ、一瞬の切れのある末脚が発揮できずには困惑も、皐月賞参戦の優先権利が獲れず、もう一方の高額馬ショウナンアデイブ(池添)と共に、もう一度TRなどのOP戦に参戦して、確実に権利取りを模索する、厳しい現状になっては無念なり。

*阪神11R 若葉SL:3OP、芝2,000m、1着賞金2000万円):稍重馬場
着順、期待(馬番)馬名(性歳、騎手、厩舎、産駒、前走(馬場..着順))人気(末脚秒)
1着△(6)デシエルト(牡3岩田康、安田隆、Dフォン、中京1C-1着)2人気(35.3)
2着▲(4)ヴェローナシチー(牡3団野、佐々木、Eネイア、阪神L-3着)4人気(35.1)
「皐月賞TR:2着まで優先出走権獲得」
3(3)フィデル(牡3川田、友道、Hクライ、中山G1-4着)1人気(35.4)2億円馬
4着*(2)メイショウラナキラ(牡3秋山真、南井、Dメンテ、阪神1-4着)10人気
5着*(8)メイショウウネビ(牡3富田、本田、Mサムソン、阪神1C-4着)9人気
 
タイム200.2 (4F47.03F35.32F23.81F12.4
単勝380円、馬連1,770円、馬単2,710円、3連複1,290円、3連単8,300
予想評定 D評価(30点):期待の本命馬が末脚伸ばせず3着は残念で完敗です。
6着△(5)ストロングウィル(牡3浜中、橋口慎、Sスティート、中京G3-5着)5人気
7着〇(1)ショウナンアデイブ(牡3池添、高野、Dインパ、阪神未勝利1着)3人気:5.6億円馬
8着△(7)サクセスドレーク(牡3藤岡佑、野中、Dメンテ、小倉未勝利1着)7人気
9着*(10)ウナギノボリ(牡3藤岡康、音無、ドレフォン、中京G3-9着)8人気
10着*(9)エイカイマッケンロ(牡3岩田望、藤原、Rカナロア、東京1-2着)6人気
(出走10頭):3連単=31.41.4.5.6.78
*コーナー通過順位
1角:6,5(2,3)(4,9)(1,8)10,7
2角:6,5-(2,3)(4,9)1,8-10,7
3角:6,5(2,3)(1,4,9)(8,7)10
4角:6,5(2,3)(1,4,9)(8,7)10
 
*阪神10R 淀屋橋Sキャプテンドレイク(藤岡康)が際どくも競合いに勝利
 先行したサウンドカナロア(岩田望)が、直線半ばまでは先頭で粘り込むも、親父のマリーナ(岩田康)が、一瞬ですが、追い上げて先頭を奪ったまでは良かったが、外から2騎が追い上げて来て、オメガラヴィサン(菱田)、キャプテンドレイク(藤岡康)が、馬体を併せて叩き合い、後続馬を「2馬身」突き放して、全く並んでGOALで「写真判定」・・、僅かに外キャプテンドレイクが「ハナ差」競り勝ち、嬉しい勝利でOP入り果たした。
*阪神10R 淀屋橋S4歳以上3C、芝1,200m、1着賞金1840万円):稍重馬場
1着◎(9)キャプテンドレイク(牡5藤岡康、今野、Rカナロア、小倉2-1着)3人気(33.5)
2着△(2)オメガラヴィサン(せん7菱田、安田翔、Rカナロア、小倉3-2着)1人気(33.7)
3着△(4)フォースオブウィル(せん5柴田大、粕谷、Rグリン、東京3-6着)5人気(33.7)
4着*(6)グッドマックス(牝5古川、小林、Jウェイ、東京3-5着)9人気
5着△(5)マリーナ(牝4岩田康、矢作、キズナ、小倉3C-6着)2人気
 
タイム1:08.3 単勝690円、馬連720円、馬単1,920円、3連複2,260円、3連単12,730
6着〇(12)スンリ(牝4浜中、清水久、キズナ、阪神2-1着)4人気
(出走13頭):3連単=912.512.5.2.46点:外れ
*コーナー通過順位
3角:10-(5,8)(2,12)(3,6,9)(4,7)-13,1,11
4角:10,8(2,5,12)(3,6,9)(4,7)-13,1,11
 
*中京11R ファルコンS:プルパレイ(デムーロ)が中団待機から一気に抜け出し初重賞制覇
 カジュフェイス(田辺)が先行し直線に向くも、中団からプルパレイ(デムーロ)が、抜け出し後続馬に「1馬身3/4」押し切って嬉しい初重賞勝利を挙げた。
 23着には、中団待機のオタルエバー(幸英)、タイセイディバイン(松若)が追い上げて来て、タイセイディバインが「1/2馬身」差して2着に上がって決着した。
 我が期待のトウシンマカオ(戸崎)は、5番手先行競馬も、直線で末脚発揮が振るわず5着が精一杯でした。
*中京11R ファルコンSG33OP、芝1,400m、1着賞金4000万円):稍重馬場
着順、期待(馬番)馬名(性歳、騎手、厩舎、産駒、脚質、前走(馬場..レース名.着順)
1着▲(1)プルパレイ(牡3デムーロ、須貝、Eボニータ、東京L-2着)2人気(35.9)
2着*(3)タイセイディバイン(3松若、高野、Rシップ、小倉1C-6)13人気(36.1)
3着△1(14)オタルエバー(牡3幸英、中竹、Rディーズ、阪神G1-12着)6人気(36.0)
4着△2(6)ティーガーデン(牡3横山武、荻原、Dメンテ、中山1-1着)5人気
5着◎(8)トウシンマカオ(牡3戸崎、高柳、Bアーサー、東京L-1着)1人気(36.7)
 
タイム1:20.9 (4F47.83F36.52F24.91F12.5
単勝460円、馬連13,970円、馬単20,960円、3連複44,260円、3連単239,540

予想評定 D評価(20点):期待馬が先行競馬も末脚伸ばせず5着では完敗です。
6着△3(5)ショウナンハクラク(牡3坂井瑠、松下、Fケル、中京未勝利1着)4人気
8着〇(16)デヴィルズマーブル(牡3福永、斉藤崇、Lパス、阪神1-3着)3人気
10着注(13)レディバランタイン(牝3ルメール、加藤征、Sアラジン、東京1C-1着)8人気
17着注(17)デュガ(牡3武豊、森秀、Pジョーク、東京L-取消)9人気
(出走18頭):3連単=816.116.1.14.6.5.13.1712点:外れ
*コーナー通過順位
3角:4(7,12)17(2,8,15)18(1,3)14,6(11,13,16)9,10,5
4角:4,7(2,12)(8,17)(1,15)(3,18)(6,14)(9,11,13)(5,10,16)
 
*中京10R 豊橋S:ディヴィーナ(吉田隼)が先行抜け出し際どくも競り勝った
 ヒメノカリス(横山武)が先行して、直線半ばまで先頭で競馬するも、43番手で内ラチ沿いを先行のディヴィーナ(吉田隼)、そしてライティア(酒井瑠)が直線で抜け出し、馬体を併せてGOALして「写真判定」でしたが、先に抜け出した外ディヴィーナが僅かに「ハナ差」競り勝ち、嬉しいOP入りできた。
 3番手には、中団から追い上げたテーオーラフィット(石橋)が、後方待機のサマートゥリスト、そして我が期待の本命アヴェラーレ(C.ルメール)らに競り勝ち、先頭馬に「3/4馬身」遅れの3着を確保でした。
*中京10R 豊橋S4歳以上3C、牝馬、芝1,600m、1着賞金1840万円):稍重馬場
1着▲(1)ディヴィーナ(牝4吉田隼、友道、モーリス、阪神3-6着)4人気(35.5)
2着△(3)ライティア(牝5酒井瑠、池添学、Dインパクト、東京3-3着)人気(35.6)
3着*(10)テーオーラフィット(4石橋、上村、Rディーズ、阪神3C-9)11人気(35.3)
4着〇(5)サマートゥリスト(牝4福永、藤原、ドバウィ、中京2-1着)1人気
5着◎(6)アヴェラーレ(牝4Cルメール、木村哲、Dメンテ、東京2-1着)3人気(35.2)
 
タイム1:34.3 単勝660円、馬連2,420円、馬単4,960円、3連複45,210円、3連単182,360
7着△(16)ムジカ(牝5武豊、鈴木孝、Eネイア、阪神G1-12着)9人気
8着△(15)タガノディアーナ(牝4和田竜、長谷川、Rディーズ、東京3-2着)8人気
13着△(7)ビューティフルデイ(牝4三浦、国枝、Dインパクト、中京2-1着)7人気
(出走16頭):3連単=65.15.1.3.15.168点:外れ
*コーナー通過順位
2角:13(3,12)(1,10)(4,7,9,14)(2,5,11)6(15,8)16
3角:13,12(3,1)(4,10)(2,5,14)(15,6,7)9,8,11,16
4角:13-(3,12)1,4,10(2,5,14)(15,6,7)(8,9)(16,11)

*記録フラッシュ安田隆行調教師が、阪神でJRA通算900勝達成!
 阪神第11Rで、6番デシエルト(岩田康誠騎手)が、第1着となり、安田隆行調教師(栗東)は、史上24人目・現役3人目の「JRA通算900勝」を達成した。
 調教師コメント:正直この900勝というところまで、来られると思っていませんでした。 11勝積み重ねられたことに、馬主、スタッフをはじめ、全ての関係者の方々に感謝しています。

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